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マサさんとの出会い
*季刊「テイスト・オブ・ラオス」2011年4〜6月号に載せて頂いたサワン通信第3話です。

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*Cafe Anakot: このサワン通信の舞台。ラオス南部の都市サワンナケートに静かに佇むカフェ。Anakot(アナコット)はラオス語で未来を意味する。オーナーは日本人女性。


 マサさんとの出会いも、Cafe Anakotが紡いでくれた糸のひとつだ。

 彼は、日本の老舗NGOのひとつ、日本国際ボランティアセンター(Japan International Volunteer Center、JVC)のラオス現地代表。サワンナケート郊外で、住民主体の森林保全と、循環型農業のプロジェクトを日々進めている。現地代表という肩書きもあって凛としているが、実はとても繊細で人間くさくて(時には凹む)、だからこそ私にとっては何でも相談できる兄貴のような存在だ。もともとは大手飲料メーカーで営業もしていたからか、アイデアマンの一面もあり、Cafe Anakotでもコラボ企画を紡ぎだした。メニューにある手巻き寿司を食べると、代金の一部がJVCに寄付され、農村開発活動に充てられるという仕組みだ。誰もが自然に誰かの役に立てるはず、そんなマサさんの思いが滲み出ている。

 ある日、マサさんが一緒に出かけないかと誘ってくれた。年に一回、メコン川沿いが人で溢れかえるボートレースの日だ。喜んでついていくと、そこは一般的なラオス人の家庭。陽だまりのなか、お祭りにはかかせないカオ・プン(そうめん)が用意されていて、まだ10代だろうか、一人の少女がふるまってくれた。豊かな表情が印象的な彼女。一生懸命、手を動かす彼女。耳が聞こえないのだ。私を気に入ってくれたのか、そういう表現をしてくれる。マサさん自身は彼女と手話で会話できるわけではないが、そこは現地代表、身振り手振りとラオス語の口の動きでうまくコミュニケーションを取っている。

 「おいしい?」「嬉しい」「わたし」「あなた」「遊びに行く」「一緒に」
そんな手話が並べられる。うらやましいぐらい、直球だ。それに応えたくて、私も彼女の手話をオウム返しのように繰り返してみる。意外と覚えられる。伝わる。しかも、楽しい。伝えたいという気持ちがあれば伝わるんだ。そんな私たちを見て、からかうマサさん。ありがとう。

 コミュニケーションはもっとシンプルにできる。複雑にしているのは自分自身だ。ここサワンナケートにはそんな気づきが溢れている。

(無断転載・複写を禁じます。)
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あかん、更新とまっとるがな。更新してもらわな、いつまでもワシのこっぱずかしい記事がブログトップや。よろしく更新しといてやー

関西弁ってこんな感じですか?
| マサ | 2011/06/29 11:06 AM |
>マサさん
コメントありがとうございます!ごめんなさい、更新とまっとてて。。

関西弁はわからんとばってん、そがん感じじゃなかと?(九州弁)
| 源 | 2011/07/10 2:55 PM |









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